牛後ちょっと前

考え事をしています。ときどき読書メモ

何もしない日

しんどい。一週間風邪で寝込んでいました。昨日は体調が回復したので外出したのですが、人とほとんど話していなかったのでちょっと話をしながら遊んだだけでものすごく疲れました。

もともとストレスキャパの割に考え込む性格で、体もそんなに丈夫でないので、社交ゲージを平日に使い果たしてしまうことも多いです。考えてることに疲れてしまう、いくらでも考えられるけど体力が保たないので…

そういう休日は家にこもって社交ゲージが溜まるのを待ちます。

 

社交ゲージってなに

 

 

人生をゲームで表現してみましょう。

 

ローグライクRPGだと、体力(HP)、思考力(MP)のほか、空腹というステータスが存在します。(ゲームによってちがうこともありますが)ダンジョン内部をずっとうろうろ動き回り、長い時間滞在することになるローグライクについては、この空腹がなければ体力のもつ限りダンジョンを攻略し続けることができるのに、空腹を最大まで感じると、体力が減って動けなくなるのです。

私は、空腹は実行に移すステータスのことだと解釈していて、後先のことを考えて行動するHPとMPに対し、行動する自分を動かす空腹であると考えています。つまり、「腹が減っては戦はできぬ」であります。

現実の空腹はエネルギー消費で発生します。体をたくさん動かした、難しいことを考えた、という時に、空腹となるので、アスリートはハイカロリーの食事を摂って身体を養うし、棋士は対戦中におやつを食べることが許されるのです。

私は普段、そんなに現実の空腹になることはない生活ですが、じゃあ現実でない空腹とはなにか、といえば、社会と関わりになるために使うエネルギー、社交ゲージです。空腹というステータスと同じように、わたしにはこの社交というステータスが存在しています。

 

人と会うのは疲れる

 

 

人生20年弱、ずっと人見知りです。あがりやすく、引っ込み思案で、内弁慶ですから、知らない人やそれほど親しくない人と長い間会話をしたり仕事をしたりするのが、ものすごく苦痛です。素敵な自分を繕えるような演技力もなく、せめてもの愛想を保っているので精一杯です。

学校に行けば友達以外とも会うし、面接に行けば知らないおっさんがいるし、買い物に行けば走り回る子供と怒鳴るお母さんに出くわすし、しんどいのです。

こういうとき、社交ゲージがもりもり減っていきます。社交ゲージが減ると、人と会いたくない、めんどくさい、誰とも話したくない、人間の声を聞くのが辛い、布団になりたい、日光に当たると痛い、心臓の音すら煩わしい、あ、ベッドは窓のそばだし、そのまま窓からダイブしよう!となってしまうので、そうなる前に、適当に人と会わないことで社交ゲージを溜めます。寮生活なので、食堂や流しなどでどうしても他の学生や大家さんとは会うことになるのですが、まぁそういう時は必要最低限の接触にして、できる限り会いたい人以外に会わないようにします。

 

がんばれって言われても

 

 

お前そんなんじゃ社会でやって行けないぞとお思いの方、すみません、としか言えないです。前回の記事でも言ったとおり神経質なので、なにも言われなくても他人の目が気になるのです。生まれつきです。家族はそれほど気にならないみたいです。

成功経験と失敗経験が認識としてかみ合っていないので、なにをしても自信がないし、いつも怒られている感じがあるし、自分の成功を不安視してしまいます。

あと共感性羞恥がすごいので、ひどい時はニュースでインタビューを受ける市民でさえ見るのが辛いです。(テレビ4年間ない生活してるので、だれかテレビください)

基本的に社会と関わりがないと人間は生活していけないので、生きていれば社交ゲージは減り続けます。そういう時わたしは人と会わないことで回復させるし、全く会わないのも自己承認欲求で狂ってしまうので、好きな人たちとだけ会って楽しいことをします。

 

まとめ

就活うまくいってなくてつらいし、人に会うのもしんどいのですが、休みの日に死ぬほど休むとなんとかなります。なんとかならない人は好きなことをして好きな人にあってめっちゃ寝ればいいと思います。あと早く就職決めたい。