本田未央はいいぞという話
だみおはかわいいのです。
いきなりなんの話かというと「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場する、本田未央(ほんだ・みお)さんの話です。パッションタイプ。12月1日生まれ。千葉県出身の15歳。
非常に明るくフレンドリーな性格で、成績優秀スポーツ万能。繊細で気遣いのできる、よく出来た子です。コミュ力に優れた部分が強調されているというと、今までの765プロおよび876プロにはむしろあまりいなかったタイプです。
例えばパッションタイプーー黄色タイプ、黄色っぽい色がイメージカラーのキャラでいくと、美希の存在が大きいでしょう。
美希は見た目のままパキッとした明るい様子に対し、思春期らしい「不安定でよくわからない」部分と、「天才肌なのでとりあえず乗り切ってしまう」部分が組み合わさっているキャラです。なんでも出来てしまうが故に、出来なくなった時むしろ理由がわからないという苦しみを抱える彼女は、自分らしさを確立することがストーリーの大きな要となっています(少なくともわたしはそう思います)
美希に対するちゃんみおは、制作側的にある程度寄せたキャラのように感じます。
「ほ」しい「み」きと「ほ」んだ「み」お、15歳という年齢(美希はアイドルマスター2およびアニメ)、射手座、身長体重スリーサイズの類似など、プロフィール上美希と重なる部分が多いです。また、はるちはみき(正式なユニットを結成しているのは、2コミカライズ版の「アイドルマスター2 眠り姫」に登場した「SLEEPING BEAUTY」のみ。もともと千早のソロプロジェクト)と、ニュージェネレーションズは「メディアへの露出が多く、シリーズの顔として活動している」ユニットです。ユニット内ではいちばん年下であることも共通しています。未央はリーダーだけども。
いわゆる「覚醒美希」と髪型が近いのも気になるところです。
http://www.goodsmile.info/ja/product/430/星井美希+覚醒ver.html
覚醒ルートは髪型を変えなくても入れるのですが、覚醒美希といったらこの髪型です。茶髪の外ハネショート(ルーク・スカイウォーカーとは関係ないです)も、意識して被せているのでは?と思います。
覚醒ルートでのそれまで無敵だったのが、無敵ではないことがわかって苦悩し、そこを乗り越えたことでさらなる高みに登っていく、という流れは、アニメ版シンデレラガールズでも描かれていますね。
だみおはニュージェネのライブにて非常に強いショックを受けていましたし、しぶりんの脱退で自分を見つめ直していました。アニメ版はもう一つのユニット「ポジパ」でのだみおがあまり描写されていないのが残念ですが、いじり役でひっぱり役の彼女が、ポジパではいちばん振り回される役回りとなっています。この辺りもなんとなく、はるちはみきでの美希とフェアリーズでの美希のキャラクター性の違いに重なる部分があります。
さて、ここまで未央と美希について比較したところで、では違うところは何かと言えば、やはりメンタリティでしょう。
美希は最初に述べた通り「天才肌」です。ダンスは一回見たら大体覚えてしまう、歌は聞いたら歌える、容姿端麗なカリスマキャラ。無邪気な全能感でもってトップアイドルとなります。余裕ゆえのマイペースさ、世間知らずゆえの豪快さは、彼女特有のパーソナリティです。
これに対し未央は「繊細さ」が明るく前向きな部分に対し同じくらいの質量で描写されています。そして、「友情」は未央を象徴する大事なワードです。彼女は辺りを照らすサーチライトでありながら、それが翳ったときに自然と光が集まる、そんな存在です。誰かを引っ張っていく強い力、誰かから引っ張られる柔軟さが彼女の特徴です。
最強であり、孤高でもある美希と、周囲を巻き込んで中心となっていく未央は、ある意味全く似ていないキャラだと思います。山の頂上と台風の目を比べるようなものです。それはシリーズの雰囲気の違いもあるのでしょう。人数も違うしね。
何が言いたいかといえば、だみおは元気なだけの子でも、メンタルの弱い子でもなく、その両方を持った子だよ、ということです。たまたま引き合いに美希を出しましたが、この比較対象はミリオンの伊吹さんでも、比べる部分がちょっと違うだけでしょう。美希に関しては「たぶん意識して似せてるんだろうな〜」と思ったので相手にしました。
ここまで言っといてなんですが、だみおがいちばんの推しではないのです。いちばんの推しは誰と言われると、それは志希にゃんなのですが、それはまた別のお話。彼女もある意味天才ゆえの孤独を抱えたキャラです。いつか語れたらなぁと思います。
ではまた。ミツボシ☆☆☆
賢さとは
はじめたばかりでなんだかよくわからないけど、お題というのが出ているのでやってみようと思います。
わたしはあんまり成績が良い方ではなく、特に中高の数学などは悲惨でした。大学は「数学をやらなくてもいい!」という理由からバリバリの文系(芸術系)に入ったのですが、Excelで表を作ったりHTMLタグを編集するという形で数学が帰ってきました。
数学のテストでいちばん印象的なことは、高校生の頃の定期テストでしょうか。国語(数少ない得意科目)が85点と悪くない点数だったのに、数学は20点代と、数学の担当教師が「どうかしてるな」と言いたそうにテストを返却してくれたのが記憶に残っています。
数学が苦手な理由は、ある意味では無いのです。足し算、引き算、掛け算、割り算は、日常の生活で必要なぶんはできます。元値が15000円の商品が30%引きで売られているが、その前の型の商品は元値が12000円の10%引きで売られている、どっちがお得かーー15000円の30%引きですね。実業系高校だったのでこの辺はできます。
実際、数学の他にこういう「簿記」系の科目もあり、そちらは数学の成績よりかはマシだったと思います。あくまで、ちょっとは。
単純な計算ができないわけではない、ということがわかったところで、ではどうして数学が苦手なのでしょう。
数学の得意な同級生は「数学とは公式を覚えること」「クイズよりはパズル」と言っていました。それは私にとってそっくりそのまま国語を指す言葉です。テスト的な国語は文中の答えを選択肢で変換するものです。漢字は暗記だけど、パーツの組み合わせで出来ているわけだから、例外さえ覚えてしまえば怖くないわけです。数学の言うところのパズルがジグソーパズルなら、国語はテトリスです。こうきたらこう返せ!が順番だけ違う、と認識しています。
ジグソーパズル、得意なんだけどな。
つまり公式が覚えられないから苦手なのでは?というのが、数学のダメだった理由の仮説です。
数学の田中先生(仮名)、お元気ですか。テストの成績がよくなかったわたしは、今も数学が苦手ですが、なんとか生きています。あと、テトリスも得意です。
今週のお題「テスト」